朝の太極拳／スポーツクラブ ベル・フィットネス

朝の太極拳というものに参加してきた。トレーニングジム、スポーツクラブベル・フィットネスの六周年記念イベントの一つとして、ジム内のカリキュラムの一つ、太極拳の教室が　ベルモール中庭で行われていた（先週火曜日　土曜日）。
初めての太極拳、「運動」という言葉からかけ離れてしまった私（記者）は、庭で飼われてるベルモール名物君・アルパカを見ながら、眠気とぷるぷるする足と戦いながら人生初の太極拳を味わう。
重心移動、自然な呼吸、気の流れ（私は全く感じられなかった）を、講師の声とともに繰り返していく。理論的な動きの型を、一つ、一つと体感していく。私も含め、参加者たちは、大変楽しそうだった。映画などで見る、集団での太極拳、その中に自分がいるかと思うと、つい一人にやにやしてしまう。
最後に、講師と他数人による連続の型のパフォーマンスが披露された。説明が遅れたが、なんと講師は美人な女性である。目の前で、鮮やかに舞う姿を見て、ついに目が覚めた。息の乱れも全くなく、凛とした表情で静かに、または派手に動いていくそれに、息をのんだ。「こんな動きを人が出来るのだな・・・」今月の最初の頃、市内でマッスルミュージカルの公演を見たことを思い出した。そして、案の定、その時と同じように、一日経ってもまだ光景が頭から離れない。頑張っていればいつかあんな事が自分にも出来るようになるのだろうか、、、大変疑わしい・・・。
朝の太極拳、ぜひ、記念といわず、ずっとやっていって欲しいものだ。

ここからは余談だが、イベントの終わりに、ジムの案内書があったので、半日ほど体験をしてきた。
ハロウィンも混ざり、ジム内では仮装しているスタッフや、会員？の人もいて、大変賑やかだった。市内のジムはほとんど中の様子を見ているが、比べるとここは、すっきりした空間が売りのようだ。ジムに限らず、ホテルや料理屋など、受付の置き方によっては妙な緊張感が生まれる場所があり、私はあまり好きじゃないのだが、ここは楽に入れた。
先ほどの仮装しているスタッフやトレーナーの中には、あまりに似合って普通に見える方もいて、キャラが立っていて面白かった。（どうせならこれも、朝の太極拳同様、ずっとしていればいいのにとうるさいことをまた頭の中で考えていた。）
自転車やマッサージ機、有酸素運動のクラスやサウナに風呂、運動不足解消にはもってこいの場所だなと、意気揚揚励んだ挙句、翌日の今日は筋肉痛に襲われながら仕事をしている。このふくらはぎを掴まれているような違和感は、一体いつ消えるのだろうか・・・。

太極拳、フィットネス、お勧めである。